ブログ

【学生必見】東海で活躍するすごい人vol.1(学生団体岐阜人 苫米地さん)

gift1

みなさんこんにちは。
今私たちは、岐阜市に来ています。岐阜駅前では、信長公の像が見守っています。
ここに頑張っている大学生がいると聞いてやってきました。

今日お会いするのは、大学生向けのフリーペーパーを作成している「学生団体 岐阜人(ぎふと)」代表の苫米地和也(とまべちかずや)さんです!
よろしくお願いいたします。

岐阜駅前のメインロードを通って、彼らの事務所に到着。
早速インタビュー開始です!

gift2

■岐阜人とは?

坂口:本日はお時間をいただきまして、ありがとうございます。
まずは、学生団体 岐阜人とは何をしている団体なのか教えてください。

苫米地さん:学生団体 岐阜人は、岐阜で活動している学生団体で、
学生に刺激を与え、岐阜と学生、学生と学生を繋げるというのをコンセプトに、
岐阜でフリーペーパーの発行やイベントの開催を行っています。

坂口:岐阜人のバックナンバーを見てみると結構部数があるのですが、
今、最新刊は何号ですか?

苫米地さん:今、最新刊は37号です。
年に4回発行しているので、もう9年続いています。

坂口:岐阜人では、冊子を作って発行していますが、
印刷して冊子を作るお金はどうしているのですか?

苫米地さん:今のところは、企業さんからご支援をいただいて、
ご支援いただいたお金でフリーペーパーや、イベントの運営をしています。

坂口:どのようなイベントを開催しているのですか?

苫米地さん:季節によってイベントの種類も違うんですが、
前回のイベントですと、岐阜青年会議所さんと一緒にDJとかを呼んで水を掛けるイベントをやりました。
イベントは岐阜人スタッフでやりたいことを出し合い、それをみんなで詰めていきます。

gift4

坂口:岐阜人の紙面のクオリティーを上げるために、どんなことをしていますか?

苫米地さん:出したデザイン案に、基本的には先輩がダメ出しをしていくスタイルを取っています。
今まで僕が先輩に言われた言葉で一番衝撃的だったのは、
「パワポでも作れる」という言葉で、
その時は「やっぱりこのページはダメなんだな」と思って、周りに相談して作り直しました。
とりあえず自分の作ったものが一発では通らないようになっていて、
何回か精査して先輩がダメ出しをして、徐々に修正していきます。
これはもう泊まらなきゃ間に合わない、って涙する時もありますね。

坂口:じゃあ、ダメ出しを受けてもへこたれない学生が続いているのですね。

苫米地さん:先輩たちは、へこたれさせたくてダメ出ししてるわけじゃないんで(笑)
受ける側もそのあたりは分かっています。
それでも、岐阜人は在籍できて最大4年なので、
4年で交代っていうサイクルを続けていると、
普通は多分ノウハウがなくなっちゃうと思うんですが、
僕らがそのノウハウをどうやって受け継いでいるかっていうと、
先輩が後輩に毎回ダメ出しとかで厳しくノウハウを教えてくれるっていうのをずっと繰り返しているから、
9年間ページのクオリティーを高めながら続けてこれたのだと思っています。

 

「ペーパー」であることにこだわる理由

坂口:いまどきって若い人もスマホを持っているし、
Web媒体のほうが強いと思うのだけど、
今、岐阜人では、冊子を作っていることに何か想いとかありますか?

苫米地さん:自己満足だとは思うのですが、
自分が作ったページが紙で届いたときの喜びが大きいっていうのがあります(笑)
他にも、紙なら色んなお店に置けるし、そのお店の方々とも仲良くなれる、
紙媒体を通じて、色んな人とつながれるっていうのも大きいです。
紙だからこそ、声を掛けてくださる企業さんが多いっていう事実もあって、
まぁ紙媒体にこだわる意義はあると思っています。

gift6

■苫米地さんと岐阜人

坂口:苫米地さんはなぜこの団体に入ろうと思ったのか教えてください。

苫米地さん:僕は埼玉出身なんです。
それで、折角岐阜に来たんだから、何か岐阜に携わりたいなぁと思ったところから、
学生に岐阜を発信するっていうこのフリーペーパーを見つけて、岐阜人に入りました。

坂口:代表になる前に苦労したエピソードはありますか?

苫米地さん:編集も中々上手くいかなくて、
深夜遅くまで事務所に泊まって編集したこともありますし、
営業したときは営業先にお電話を掛けてもなかなか返事がもらえないことも多いので、
そういうところで戸惑ったりしたことはありますね。

坂口:岐阜人に参加してみて、個人的に良かったなぁと思うポイントはありますか?

苫米地さん:代表を経験していることは僕の中では大きいです。
また、岐阜人スタッフや友人だけじゃなく、
社会人の方々からもご指摘をいただけることがあるので、
学生目線ではない社会人目線の意見に触れることができるのも良いと思うポイントです。

gift7

■苫米地さんについて

坂口:ここからは岐阜人から離れて、苫米地さんの個人的な話しを聞かせてください。
今、岐阜人の代表以外に、何か頑張っていることはありますか?

苫米地さん:岐阜人の他には、大学での工学系の勉強と、
ソフトテニス部なのでテニスを頑張っています。
ただ、そのバランスを取るのが難しいんですが、
午前はテニス、午後は岐阜人とか、勉強するときは勉強!ってメリハリをしっかりつけて、
上手く時間を作ってやっています。

坂口:3つのバランスを取ってやるのは大変ですね。

苫米地さん:もう手帳で生きてます(笑)手帳は予定びっしりですね。

坂口:工学部ではどういうことを勉強してるのですか?

苫米地さん:岐阜大学の機械工学科・知能機械コースというところに所属しているんですけど、
平たく言うとロボットを研究するところです。

坂口:研究の先に目指している夢はどういうものですか?

苫米地さん:僕が今思い描いているのは、ロボット関係の研究をこの先もずっと続けて、
大学に残って教授になりたいと思っています。
今後、様々な企業がロボット研究開発を急速に進めて、
日本がロボット大国になったら民間企業に行きたいと思うかもしれないですが、
今のところは研究で残りたいなと思っています。

坂口:未来はロボット工学博士ってことですね。
じゃあ、今の社会人の世代に期待していることって何かありますか?

苫米地さん:僕が社会人に期待しているのは、
大学生に向けて大人のアグレッシブさを見せてほしいです。
今の大学生からは、あんまり未来へ希望を抱いているとは感じられないので、
社会人はこんなにも色んなことができるっていうところを僕は学生に見て欲しいです。

gift5

坂口:頑張ります(笑)
では最後に、同じ世代の若者に向けてメッセージをお願いします。

苫米地さん:まず、僕と同じ世代の若者にむけては、とにかく一歩を踏み出してほしいです。
何に関してでも良いんです。
なかなか難しいかもしれませんが、
とりあえず一歩踏み出さないと何もついてこないので、
僕は勇気を振りしぼって一歩踏み出してほしいと思います。

岐阜人を読んでる人たちに向けては、
一歩を踏み出すには僕は良い雑誌だと思うので、
メンバーとして携わるのも良いんですが、
イベントに参加していただいたり、
記事で関わるだけでもいいので、
何か変わりたいなぁって思っている人は岐阜人を使ったりして、
一歩を踏み出してほしいです。

坂口:なるほど、確かに何かやってみたい!と思ったとき、
岐阜人がちょうどいい媒体として成り立っているのも長く続く秘訣なのでしょうね!
今日はお忙しいところありがとうございました。

苫米地さん:ありがとうございました!

 

■岐阜人メンバーから見た苫米地さん

gift3

岐阜大学 中島桐生さん
彼は、代表になって間もないのですが、とても熱意と行動力があります。
最初に来たときは全然頼りがいのない感じだったのですが、
意外と芯が硬く、有言実行で、そこはすごいところだなぁと思います。
ただ、どこかしら抜けているところもあって、
詰めが甘かったりとか、猪突猛進だったりするところがあるので、
そこを僕らが支えてあげなきゃっていう気持ちになりますけど、
まぁそれくらいがちょうどいいかなと。
一応代表ですし、意思を尊重してついていきたいので、
行きすぎたことをしようとしたら止めるストッパー役にもなれるよう見守っています。

 

■ 結びに

今回取材させていただいた苫米地さんは、
大学生としても、団体の代表としても、スポーツも
全部全力が出せるようにバランスよく考えて行動していました。
ちょっと見せてもらった手帳は、予定でびっしりです。

岐阜人は、情報展開の媒体としてフリーペーパーを中心に、
岐阜に関わる様々なイベントを実施しています。
岐阜駅近のお店によく置いているようです。
興味のある方は、学生でなくても是非手に取ってみてください。
学生目線で見た岐阜の新たな一面を楽しめます。

 

岐阜人の最新のお知らせ

岐阜人37号を発行いたしました

関連記事

最近の記事

facebook

ページ上部へ戻る